どこへ行けばいいんでしょう


出遅れっぱなしのおいら。人生のスタートは、いつも遅い。
理由は、自信のなさから来るものなんだろう。
いつも誰かの背中を見ている気がするよ。
周りはみんな遠くへ遠くへ行ってしまうんだよ。
自分だけ置いてけぼり。誰も手をひいてくれやしない。
見向きもしてくれないんだろう。


そんな悲観してばっか。


他人が羨ましくてしょうがない。
普通に生きてる人が凄いと思えてしょうがない。
おいらには絶対出来ない事だから。
だからといって、孤独に生きる事も出来ぬ。


この世は地獄です。
だけど、そんなおいらだから他人を知りたがる。
考えを学びたいって思ってしまう。
それを吸収出来ていったらなって、思ってしまう。
所詮、おいらは偽善者にもなれない馬鹿野郎です。
本当は、人に好かれる事もない愚者なんです。


それでも不思議と周りに人はいるものです。
こんな後ろの奴に付き合ってくれる人がいるんです。
今、どうしていいのか分からなくなって来てます。


僕は背中を見ています。
だけど、いつか後から追います。
そんな物好きな人がいる限り、おいらは遅くとも最後まで走ります。


欲をいえば、追い抜いてみたいです、逆転してやりたいです。
ああ・・・、おいらにもこんな欲があったんだ。


不思議なものです。
愚かと思いながらも、愚かに執着している自分です。